最近はふと涙が溢れることが度々あります
過去をさかのぼり、自分が生まれる前にもさかのぼって
何か大きくて大切なものをつかみながら
その中から溢れる涙のような気がしています
***自分の祖父は二人とも自分が生まれる前に亡くなっていて
母が物心つく前に父親を亡くしています
祖母の方はと言いますと父方の祖母とはいろんな事情の中、
ほとんど接触がありませんでした
自分の心の整理がついた今では母の遺影と一緒に祖母の遺影を置くようになりました
***愛媛へ行った一番の目的は母方の祖母に会いに行くためでした
祖母は元気になった私に会うのを心待ちにしてくれていました
祖母は母が亡くなったときに
足が悪いのもあって 祖母は娘の最期をみることができませんでした
5人兄妹の中で末っ子の母が一番最初に天国にいき、しかも会うことができず
どれだけの悲しみで胸打ちひしがれていたことだろう
そんな自分も愛媛に行かなければという思いがある中、
今の状態になるまでに時間がかかり
行くならば元気になってから、元気な姿を見せたいと思っていました
母がいた証である自分の姿を見せるために
そして今年になって結婚し、その報告も兼ねて会いにいくこととなりました。
会いに行ったとき
90半ばを越えているとは思えないくらいのパワフルさで
洗濯、掃除もし、足と目は悪いけれど
内蔵はこの間の検査ではどこも悪くないとのこと
このパワーはすごいなぁと感心していたくらいでした
ほんと元気で母方の兄妹みんなが集まってにぎやかで楽しい時間が過ぎていきました
そして・・
私に会った二日後くらいに急に調子が悪くなり入院したとのこと
心臓が悪くなり、急にろれつが回らない状態に
私に会うまでは なんとか元気な姿でと気を保っていてくれていたのだと思いました
会ったことで緊張の糸が切れたかのように
ほっとしたのではないかと伯母さんが話していました
そしておばあちゃん すごく喜んでいた 来てくれてありがとうと
今はどうかよくなるよう祈るばかりです
***先日記事にした松下幸之助さんは母が尊敬していた人で
母は結婚する前、松下電工で働いていました
PHP総合研究所そして正岡子規のことも気にかけていました
愛媛に行ったときは正岡子規のことも辿っていきました
難病の中、楽しむことを忘れずに
俳句や絵を描くことに歓びを感じていた正岡子規
自分のことよりもいつもまわりの人たちのことを大切にする人だったそうです

響きに惹かれて行った
坂の上の雲ミュージアム設計は安藤忠雄氏
『坂の上の雲』は司馬遼太郎の長大作品
正岡子規、秋山好古、真之の松山出身の三人の主人公を中心としながら、
日本における近代国家の形成をおおきな時代の流れのなかでえがいたもの。
来春から
このドラマがNHKで3年にわたって放映されます
坂の上の雲 の 向こうに見えるものは母の想いを大切に 自分もそうであれるよう
そして これからも何かを辿ってめぐる心の旅は続くのだろうと思います