Natural tone

生活の音や色、風景など、のんびり綴っていけたらと思います




東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

ずっと気に留めつつも、月日が流れていきました。
このままでは上映期間が終わってしまう、
この映画は観ておきたい気持ちだったので、
女性デーを使い、やっと観に行くことになりました。

正直、この映画を観るのは緊張でした。
上映前にパンフレット等を見ていると、パンフレットとは別に
スタッフやキャストのインタビューや一般の人の声を綴った
フォトブックが売られていました。

最愛の人の死を経験した方の言葉などが綴られており、
それを見ていたら、上映前から涙が。私はフォトブックの方を購入しました。

母親の死、葬儀の様子、そして何よりも
親子間のそれぞれの想い、心情が静かに東京の景色とともに交差していく様子に
たまらない気持ちになり、涙が止まりませんでした。
堪えていてもしんどいので、あまり抑えずに思いっきり泣いておりました。
ユーモアを感じさせるところもあり、途中では笑いの部分もありました。
終始、涙が止まらず、見終わった後もいろんなことが思いめぐらされ、
ずっと目に涙が浮かんでいる状態でした。

素敵な映画に出会えたなと思います。

若き頃の母役、内田也哉子さん(樹木希林さんの娘さん)から、
樹木希林さんへ変わった瞬間、雰囲気がよく似ていて当たり前ではあるのですが、
ビックリしました。あの瞬間の捉え方はうまいなと思いました。
キャストはそれぞれにとてもしっくりあてはまっているなと思いました。
樹木希林さんの存在はもちろんのこと、みなさんの存在が活きていたと思います。

母がいたら、どう感じながらこの映画を観ていただろう
母と一緒に観に行っていたかな。



***



ちょうど今読んでいる本に書かれていて、そうだなぁと思うことがあります。

自分を悩ます大きな敵は他ならぬ自分自身が生み出していたことを悟り、
アイデンティティーを発見するとき

大病をしたり、何かに失敗したり、
大切な人を失い深く絶望し、その絶望からはい上がってきた人たちからは
「大きな気づき=覚醒」が生じ、そこから生き生きと輝きはじめ運動し始める。

運動の中に埋没するのではなく、運動の中で開かれていく
運動に消耗するのではなく、運動の中で生き生きしていく



「運動の中に埋没」「運動に消耗」

私にとって、去年・一昨年がそうでした。
人にパワーを発しようとする分、自分が消耗してしまっていました。

でも今年からは
「運動の中で開かれていく」「運動の中で生き生きしていく」
これらを意識し始め、人にとっても自分にとっても
気持ちが豊かになれるように、楽しめるように。
心を動かし、共感していき、実感していく。
それを自分の中に留めることなく、伝え広げ、
そこからさらに広がりつながっていくといいなと思い描くようになりました。


ここを見て下さっている方達の中でも、これらを強く感じる方達がいらっしゃって、
大切なもののために、目には見えない存在のために、
その行動にはいろんな想いが、魂が宿り、
それが大きな力となっているのだなと感じています。

ここ近年の自分の動きを見て、さらに周りの動きを見て、
自然にこのような気持ちに運ばれていくものなんだなと感じとっていました。

「目には見えない存在」
何かが大きく動くとき、この存在を信じずにはいられません。
この存在が何かしら、自分を動かせてくれているのでしょう


死に直面し、この数年の間に自分自身、大きく変化したことを実感しています。
目には見えてなくても、遙かに大きいものを与えてくれているのがわかります。
目に見える見えない関係なく、広く感謝の気持ちを抱くようになりました。
これは死に直面することによってだけでなく、
人それぞれ、いろんな場面で、こう感じるときが訪れるのでしょう。


楽しいことを考え、良い気が連鎖され、循環していき、
他の人にとっても自分にとっても歓びとなるよう、
気持ちが豊かになれるよう、そんな思いでいます^-^







つっつ

Author:つっつ
名古屋在住
2月19日生まれ 魚座 O型